中国の学生に関するニュース

裕福な学生だけ1人部屋?経済状況での部屋割りを禁止―中国
2008年10月15日、新京報によると、中国教育部はこのほど学生の経済状況に応じて寮の部屋割りをすることを禁止し、大学などに調査を求める通知を発布した。同時に全国の大学寮の管理状況を調査することも求めた。
「4人分の寮費を支払うから、一人部屋として使わせて欲しい」――ある女子大生による求めを大学側が受け入れるというニュースが先ごろ華西都市報に掲載された。中国では大学生は原則、寮生活を送る。最近ではこのように経済状況によって部屋割りや部屋自体が異なるというケースが増えていた。こうした状況に教育部がクラスごとに宿舎生活を送るよう通知を発布した。
北京の某大学で寮を管理する職員は、クラスごとの部屋割りは管理しやすいが、学生が学科を越えて交流する機会を奪ってしまうことにもなると語る。だが実際は大学側は経済的に困難な学生も考慮しなければならず、学生である以上、質素な生活を心がけさせるべきだという意見も出ている。

通学はフェラーリ!スーパーリッチ大学生が話題に―上海市
2008年10月15日、某サイトの掲示板に、フェラーリを華麗に運転して通学する大学生の写真が掲載され、物議を醸している。四川日報電子版・四川オンラインの報道。
投稿主は上海のある小さな大学でこの写真を撮影した。彼によると、この学校では通学に自家用車を使用する学生はわずかだが、フォルクスワーゲンのゴルフやトゥーラン、またBMWでキャンパスに乗り付ける者がちらほら見かけられるという。このほど目撃された「フェラーリの君」は、校内に愛車を乗り入れると駐輪場の警備員を総動員して駐車。車を降りると、さっそうと校舎へ消えていったという。
この写真を見たネットユーザーの間では「カッコイイ!」「リッチな人って多いんだな!」「たいしたことない、フェラーリは自転車より200万元(約3000万円)ほど高いだけさ」などさまざまな意見が飛び交っている。

「世の中には2種類の大学生がいる」金持ちと…!パソも携帯も質草に!親は知らない呆れた金銭感覚―中国
2007年11月21日、山東省の「済南時報」は大学生の間で流行している「ヤミ質屋」を紹介した。
済南市の複数の大学で、学生相手の私設「ヤミ質屋」が存在するという。店主は「金持ちの学生」で、客は現金が必要な「金持ちではない学生」だ。親から買ってもらったパソコンなどの高額商品やブランド品などを質に入れ、金を借りる。ただし返すつもりはない。安値で売るのと同じ感覚だ。ほとんどの学生が親に「無くした」といって、また新しいものを買ってもらう魂胆。
ある学生は彼女に貢ぐために、身の回りのものをすべて質に入れ、ついにはジーンズまで手放したという。調査によると、山東省の大学生の1か月の平均支出は900元(約1万4000円)で、両親の1か月の収入の半分に相当する。実際には、多くの学生が贅沢な生活に慣れてしまい、ノートパソコンやデジタルカメラ、デジタルオーディオは持っていて当たり前とのこと。
また大学生は恋愛のために1か月平均で500元(約8000円)以上は使うという調査結果も。こんな彼らの資金源について63%の学生が全額親からと答えており、35%が奨学金や教育ローンで、自分が働いて稼いだ金と答えた学生はわずか2%しかいなかった。

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